ブログ・日記

#15 本番中の咳やくしゃみ

生理現象は抑えられないことが大半。

ダガシカシ。

それでも抑え込まなければならない時がある。

そう。

本番中だ。

更にいうなら静かなシーーーンとした時だ。

音響をやっていると割りと音やノイズには敏感になるんだが、人間が発する音も漏れなく気になる訳で。

お客さんの咳やくしゃみはしょうがないよねーと思う。

そりゃ気にして我慢してくれたらありがたいけれども、故意ではないのだからそこはもう諦めるもの。

これが自分となると話が変わってくる。

「オイオーイ!空間の音をコントロールする(大袈裟)この俺が世界にノイズを撒き散らしてどうするんだい!」

なんてことを考えてるわけじゃないけど、割りと近しい感覚はあります。

要は不要な音でお客さんの集中力を切りたくないだけ。

ダガシカシ。

わたしは割りと咳持ち。

長らく悩まされている鼻炎の影響でちょいちょい咳の野郎が出現しようとするのだ。

薬で抑えたりあれやこれやと対策はするものの100%出ないとは言い切れないのがカナシイところ。

だから基本的にはいつも音のプランの中で

「咳ポイント」

なるものをピックアップしておく。

「咳をしても気にならないところ」

つまり爆音が流れていたり演者が言い合いするシーンなどお客さんの耳に大きな音が届いている状態の場所を見つけておくのだ。

お客さんの中にも割りとその辺気にしてくれて、ブリッジ(シーンとシーンの切り替わりなどに流れる音楽)まで待ってから咳やくしゃみをしてくれる人もいる。神。

自身もそんな感じで咳が出そうになると何とか咳ポイントまで我慢するのが通常なのだが、、、

如何せん、咳ポイントが全く無い舞台というのもあるのだ。

最初から最後まで盛り上がるような音楽もやり取りもない静かーな会話劇とかね。

もうこうなるとピンチの連続ですよ。

皆さんもそうだと思うけど、咳やくしゃみの類って我慢するとパワーアップするじゃないですか。

ドラクエとかの「力を溜めている」みたいな。

咳の野郎は小出しにしてガス抜きしてやってもそれ以上のパワーを溜め込みやがるので、開放した時のエネルギーが半端ないのよ。

それを知っているからこそ余計出したらやべー!となるので我慢する。

奴のパワーは増していく。

小出しにして誤魔化す。

無理。

死のループ発生。

一発ドカンと出しちゃえばそれで治まることが多いので咳ポイントさえあれば何とでもなるのだが。

この問題は舞台の仕事をやっていくなら常にどのセクションにも付きまとうこと。

ブースが完全に隔離されてる劇場ならいいけど小劇場ではなかなかね。

そんなわけで何か良い咳対策(即効性)があれば教えてください。

割りと切実です。

ではではまた。