演劇用語

アテレコ【あてれこ】

「アフレコ」とは「アフター・レコーディング」(after recording)の略で、
映画などで先に映像だけを収録しておき、後でそれに合わせて音声を録音することを意味します。
この「アフレコ」も和製英語で、英語では「postrecording」(ポストレコーディング)「dubbing」(ダビング)などと言います。

一方「アフレコ」とは反対に、先に音声を収録し、
それに合わせてアニメを描いたり、役者が芝居を当てたりすることを、
英語の「prescore」(プレスコア)を省略して「プレスコ」と言います。

そして「アテレコ」は、洋画やアニメなどを日本語に吹き替える、いわゆる「吹き替え」のことです。
これは「アフレコ」から派生して生まれた言葉で、
絵や役者の動きに当ててレコーディングすることから「あてレコ」になったと言われています。

日本では、海外映画やドラマの吹き替えも盛んですし、
日本アニメなどでも、ほとんどが「アフレコ」で製作されていますが、
アメリカなどでは先に音を録る「プレスコ」の方が一般的だと言われます。
例えばミュージカル映画では、まず歌のレコーディングを行い、
それに合わせて俳優が芝居をするケースが多いようです。