10分書き殴り

#6 荷物持ちには辛い夏

仕込み日の朝は大抵絶望から始まる。

基本的に全て手持ちで行くことの多い自分。

人一人が持ち運びできるキャパなんてたかが知れている。

だが殆どはそのキャパなど軽く超えている物量だったりする。

それでも常に車使って搬入するような人に比べれば全然ないんだけど。

たまにどうしても無理だな、、、という時は前もって持っていき舞台監督さんにセットと一緒に預けるか、最悪劇場最寄り駅のコインロッカーにブチコム。

でもこのコインロッカー作戦はオススメできない。

おそらくは何も起きないとわかってはいても

「明日行ったら機材なくなっているんじゃないか?」

とオチオチ夜も眠れなくなるからだ。

一回預けた日の夜に想定を越える勢いの台風が上陸し、翌日ロッカー内が浸水していたこともある。

怖い。

本来なら搬入用トラックに家まで来てもらって積み込むのが一番なんだが、、、

都内からまあまあ離れたところに住んでいることもあり、なかなか人にものを頼みづらいマンからするとハードルが高いのだ。

それでもよっぽどの物量の時はお願いすることもあるけども、

「これ、一人でも死ぬ気になれば運べるんじゃね?」

的な絶妙な量だとどうしても二の足を踏んじゃうシャイな思いやりマン。

舞台を成立させるために必要なものなんだから遠慮などする必要はないんだぞ!

それはわかってる。

わかってはいるんだ。

でもよ。

でもよーう。

10分経ったんでまた。