ユヅキ小劇場

2021年07月

我輩は人見知りである。

未だに治らない。

ふと思ったけど、この

「人見知りが治らない」

という表現も下手したら何かしら叩かれるのかな?

「治らない」という表現は「治さなければいけないモノ」と決めつけている!

みたいな。

そんな穿った考えが浮かぶくらいには2021年夏の世界は、正義だか正論だか倫理だかを証明することが全てみたいなところだ。

昔好きでやり込んだタクティクスオウガというゲームで、敵が絶対にこちらを攻撃できない安全を確保してからひたすら石(ゲーム内では武器扱い)を投げていたが、SNS上にはそんなプレイヤーが群れをなしている。

ゲームと現実は違う。

でもSNS上に存在する自分をゲームと同じ仮想プレイヤーの感覚で使っているやつが多い。

結局は想像力。

SNS上で他者に対して何かを投げ掛けたその時点で責任はあるのよ。

面と向かっては言えないなーと思うなら飲み込むのが吉なのよ。

声をあげるのが大事とか宣うならその石を返す場所を明示してから投げてくれ。

投げっぱなしは良くないって人に言う。

責任取れって人に言う。

じゃあ翻って己も同じことを言われてもいいようにしておくのが筋だ。

一番の解決はほっておく。

これに尽きる。

こんなことを書きたかったわけじゃねーんだよな。

人見知りについて書きたかったのよ。

くそう。

行ってきます。

 

 

やれることよりやれない理由を探した方が早い。

これがデフォルトになると途端にアクティブさが失われる。

歳を重ねると新しいことを始めづらくなるのは

やれない理由(リスク)が増えてくるから

これに尽きるのでは。

また大抵の人は年齢を重ねるごとに抱えるモノ(人や肩書き、家族など)が増えてくるので、よく言う

「自分だけの身体ではない」

状態になるしね。

気楽な独り者ですらやれない言い訳を見つけるのには事欠かない。

結局のところ大した損得勘定じゃないのに何故かそれを先んじて思考して足踏みする。

足踏みすると今度は忘れていく方向へ。

毎日色々なやってみたい、やってみようかなが浮かんでくるのに、1ヶ月後に何か一つでも始めていた試しがない。

いや。たまにはある。

あるけども、続いてはいないね。

思い付いてとにかくやってみる。

続くか続かないかってのを考えるのも正直ダメよね。

それもやっぱりやらない方が楽だよなーってなっちゃう。

ここ最近の自己嫌悪における結構な範囲を占めるこのルーティン。

思い付く⇒盛り上がる⇒ちょっと待てよ?⇒続くか?⇒あれもあるしこれもあるし⇒もう少し考えるか⇒まあいいか

まさに負のスパイラル!

単に俺がダメなやつってことかな。

思い付いたらまずはやってみる。

この単純な思考をとにかく定着させること。

これだけできたら随分変わるよな。

そして誰かを巻き込みたくなる己の弱さ。

まずは自分一人で。

さあ場当たりだ。

いってくるぜ。

 

イラついている。

こういう時いつもどうすれば最善の道なのか考える。

相手があやいちなら沸き上がっている感情のままにぶつけるだけ。

だが、普通はそうはいかない。

仕事は一人ではできない。

たくさんの人との関わりがあってこそ成立する。

いい空気というものは存外大切で、座組の空気が悪いとそれはお客さんにも伝わることも往々にしてある。

芝居だけ仕事だけきっちりこなせれば良いということでもないのだ。

目には見えない良い空気というのは少なくとも伸び代につながることを俺は知っている。

馴れ合いではない良い空気というものはなかなかに難しいけども、それが存在する座組は間違いなく良いモノ作りをするだろう。

で、冒頭のイラついた時の話。

※今抱えてるイラつきは座組内の人ではないので悪しからず

イラついてますをきっちり出すことは果たして現場にプラスに働くだろうか。

そりゃマイナスよね。

そうなのよ。

マイナスなのよ。

でもイラつくことってあるじゃん?

ミスは誰にでもあるし、自分だって色々やらかす。

結果的にお客さんにいいモノが届けられるなら俺らの感情やら人付き合いなんかどうでもいいのだ。

そう割りきればイラつくことがマイナスにしか働かないと知っているならイラついても仕方ないという結論になる。

でもイラつくもんはイラつくもん。

みんな上手いことやってんだなぁ。

そんなわけで今現在のわたくしはイラついております。

でもこうして文章で吐き出すことで結構内面の感覚は変わるもんでね。

今は書きながら

「イラついてもどうせやることやらなきゃいけないんだし、ブログ書く時間取れたと思えばいいんじゃね?」

とか思い始めてる。

まあ上手くやる人はこんな誰でも読める身バレ全開のところに書かないか。

となるとまた一つ疑問。

例えばこの文章を俺と関わる人が読んだ場合、どういうことになるんだろうか。

いいことにはならないという予測の元にみんな上手くやろうということになるんだよね。

果たして悪いことになるのだろうか。

、、、、、、、

なるか。

でもそれでずっと引きずることないと思うんだけどな。

直接言わずに他で発散するからよくないのか。

でも直接

「あんたにイラついてるぜぇ?」

と伝えたらアウトでしょ?

てことは、

・イラついても表に出さない

・裏アカ?みたいなので好き勝手発散する

・もはやイラつかないよう達観

という選択肢になる。

、、、、、、、

いやぁムリだな。

どうせイラついたって長くて半日くらいだろうし、何日も続くようならケンカするだろうし、そんなにイヤなことにはならないと思うんだよな。

仲が良くてもイラつくことはあるじゃん?

あとは伝え方か。

イラついていることを態度で示すってのがなかなかね。

「言いたいことあったらハッキリ言えよ」

って都合のいい言葉。

「言いたいことハッキリ言ったら問題が解決すんのか?」

っていう応えも都合のいい言葉。

「言いたいことハッキリ言ってケンカしても結局いいモノが出来て一緒に飯を食える」

これかな。

どうかな?

あ。

イラつき収まった。

さあやることやろう。

おつかれーい。

 

仕込み日の朝は大抵絶望から始まる。

基本的に全て手持ちで行くことの多い自分。

人一人が持ち運びできるキャパなんてたかが知れている。

だが殆どはそのキャパなど軽く超えている物量だったりする。

それでも常に車使って搬入するような人に比べれば全然ないんだけど。

たまにどうしても無理だな、、、という時は前もって持っていき舞台監督さんにセットと一緒に預けるか、最悪劇場最寄り駅のコインロッカーにブチコム。

でもこのコインロッカー作戦はオススメできない。

おそらくは何も起きないとわかってはいても

「明日行ったら機材なくなっているんじゃないか?」

とオチオチ夜も眠れなくなるからだ。

一回預けた日の夜に想定を越える勢いの台風が上陸し、翌日ロッカー内が浸水していたこともある。

怖い。

本来なら搬入用トラックに家まで来てもらって積み込むのが一番なんだが、、、

都内からまあまあ離れたところに住んでいることもあり、なかなか人にものを頼みづらいマンからするとハードルが高いのだ。

それでもよっぽどの物量の時はお願いすることもあるけども、

「これ、一人でも死ぬ気になれば運べるんじゃね?」

的な絶妙な量だとどうしても二の足を踏んじゃうシャイな思いやりマン。

舞台を成立させるために必要なものなんだから遠慮などする必要はないんだぞ!

それはわかってる。

わかってはいるんだ。

でもよ。

でもよーう。

10分経ったんでまた。

 

 

 

台詞を何となく変える役者に問いたい。

純粋な疑問だ。

脚本には当然その書き手が存在する。

役者からしたらその一行、その一言にどんな思いが込められていて、どれどけの時間や思慮、苦悩があったかは解らないのかもしれない。

解らないのはまあ譲るとして、

同じようにエネルギーを使って解ろうとしてるか?

って話。

何となくで変えている?

言いづらいから変えている?

自分の感情的にその言葉が出てこない?

何なら変わっていることに気付いていない?

俺はイヤだね。

まずは真っ直ぐ、そのままの作家の言葉を入れること。

そのままの作家の言葉を一字一句そのまま口から吐くこと。

その作業をやってから初めて自分を出すんだ。

いきなり「自分は人とは違う」みたいなよくわかんねー感覚で変化球投げようとするんじゃねぇよ。

真っ直ぐできっちりストライク取れる自信と確信持ってから自分の持ち味発揮しろよ。

個性とかそんなもん狙って先に捻り出すもんかね。

意図も意味もエネルギーも使わずふんわり言い回し変えて、「これが自分の芝居」。

わかんねーよ。

もしかしたら、台詞を一字一句きっちり言えることって大事なことではないのか?

そこがスタート地点じゃなくても良い芝居が出来るんか?

ニュアンスや雰囲気さえ合ってれば大差ないもんできると普通に思っている人は結構いるのかな?

特別なこと言ってないと思ってる俺が意外と間違ってるってセンもある。

そんなことないだろとは言い切れない程度には見てきている。

変えることがダメって訳ではない。

その本を書いた作家に面と向かって胸を張って

「こういう意図と意味があって、あなたのエネルギーに負けないエネルギーで変えました!」

と言えればいいんだ。

それならいいんだよ。

ただそんだけなんだよ。

「台詞を一字一句間違いなくお客さんに伝えられる」

これって標準装備なんだとずっと思ってきたんだ。

ひのきのぼうとぬののふくなんだと。

リアルな話、どうなんかな?

 

眠い。

だが気分は悪くない。

寝る前に好きなヤツと話したからか。

電話キライを公言しているヤツに付き合わせてしまい、申し訳ない思いで心がホットココアを飲んだみたいな感覚だゼ。

贅沢言うなら布団に転がってのんびり話すなら天気のいい予定も何もない真っ昼間だったらもっと最高。

深夜だとどうしても闇に引きづられるからね。

電話自体は苦手なんだが、まあ相手に寄るということ。

その先に仕事が絡むとどうしても慎重にならざるを得ず、また意外と心証を気にする質の俺。

人からどう思われようが関係ないね!

これは仕事をする上ではなかなかの摩擦を生む。

トラブル上等を謳ってはいるが、実際のところ楽しめるトラブルなら歓迎ってだけで、建設的でもないただのドンパチみてーなトラブルは望んじゃいない。

だから言うほどめんどくせーことにはここんとこはなってはいないはず。

まあ俺個人の感覚では。

迷惑かけていいのは友達まで。

友にはまさに迷惑以外何物でもないマイルール。

一部改めようとは思っているが、基本線は変わんないかな。

マジで申し訳ないなとは思う。

結局、

そんな友達がいるんだゼ!

ってことを自覚、もしくは他に知らしめたいだけなのかもな。

ケツの収まりがワルい話さ。

オーライだ。

いってくるぜ。

 

 

今現在、絶賛自分がキライ期間中。

これまで生きてきてそれなりに色々と自己嫌悪に陥ることや自分自身が許せないなんて中二病も拗らせてはきたが、今回のはまあまあしんどいレベル。

とはいえ、深度でいったらこんちゃんのことに比ぶれば些末なことではある。

比較にもならんくらいなのではあるが。

問題はこの自己嫌悪が

「明確な事象や事柄があるわけではない」

ということ。

そう。

「特別何もないのに」沈むのだ。

鬱というものがどういう感覚かはわからないし、何なら精神科医には舐めてると怒られる始末なので鬱ではないはず。

今のところしっくりくるのは

「五月病がデフォルトになった自分が気持ち悪い」

という感じ。

そうなんだよなー。

仕事はしてる。

演劇にも関わってる。

音はいじってる。

音は出してる。

でも生きてる気がしない。

作品を作ってないからか?

俺のやりたい好きなことって。

それすら曖昧になって毎日の流れの中でやらなきゃいけないことをこなすだけ。

ありがちな話よな。

マンガとかなら自分リセットして海にでも繰り出すストーリー。

でも向かってるのは稽古場。

楽しくないわけじゃない。

そういうわけじゃない。

でも身体が重い。

さあいくゼ!って立ち上がれない。

まるで萎びたマックのポテトの気分だゼ。

さあ行こう。

イかないなんて選択肢はないのだから。

あの頭のてっぺんから飛び出しそうな魂を命がけで抑え込んであやいちに全部ぶつけてたような芝居。

あれがやりてーのかな。俺。

 

俺は台詞覚えは良くない方だと思う。

だから基本的なやり方は至極単純。

とにかく音読。

ひたすら音読。

覚えきるまでに大体目安は100回。

実際には100回いく前に頭には入るが、口に馴染むまではなかなか。

普段頭で考えて口から吐く言葉は意識したものであればあるほど台詞臭くなる。

逆に何も考えないで反射で出るような言葉はとてもナチュラルな響きとなめらかな口滑り。

ナチュラル芝居、大層な芝居、ファンタジーな芝居など色々ジャンルはあれど、どんな言葉を吐く時でも口と細胞に台詞が馴染んでいればあとは感情やら演出やらで変化していくだけ。

だから自分の台詞覚えの原則は

「とにかくアホみたいに口から吐き出して台詞を口に馴染ませる」

ことからスタート。

演出する時も基本線はそうやってもらう。

台本の一字一句をお気楽に変化させて気にも留めない奴は好きではない。

本に込められた想いを大切に扱う。

 

 

失踪してーなーなんて思った2019年冬。

結局何も変わらず今に至る。

あの時の想いは何だったのか。

何も変わらず、というのは全てに適用されている。

人への想いも消えたい気持ちも己への戒めも。

それと同時にジクジクと染み渡る自身への嫌悪感。

そんなあらゆる感覚を抱えながら仕事は仕事だとやることがオトナだなんてぬるい顔して息してる。

ふと気がつくとどうでもいいことに時間と思考を放棄してただの肉の塊と化す。

こんなもんを抱えながらずっと生きてきてる奴はすげーんだな。

俺は良くも悪くも周りに恵まれてきたんだなと今更。

そのありがたいチート任せでやってきた末が今ってこと。

好きに生きるってただの思い込みと迷惑行為なのかもな。

やり方間違えたくねーなー。

ケツの収まりが悪い話さ。

 

本日七夕は、とある人の誕生日。


付き合いとしては随分長くなったが、実際に対面した時間はそう多くない。

今はしっかりとした人生を歩んでいるようで、俺よりもずっと現実的でオトナだったなと思う。

人の誕生日というやつは何ともテンションが上がるイベント事。

それが好きな奴なら尚更だ。

生まれてきてくれてありがとうなんてクサイ言葉も誕生日ならオーライさ。

自分の誕生日は割とどうでもいいが、人の誕生日は蜜の味。

お祝いするのもプレゼント渡すのも全部自己満足であることも否めない。

でも「人のために」という綺麗事を押し通すには絶好のナイスデイ。

とどの詰まり、テンションが無条件に上がる楽しい1日ってことだ。

そんなわけで昨日からどうやってプレゼントを渡そうか悩みに悩んだわたし。

どんなプレゼント

ではなく

どうやってプレゼント

というところに難しさを感じてくれた人は優しいね。

まあ今はリアルで会ったこともない人に何かを贈る手段など豊富に用意されている世の中。

今回はそのテクノロジー?にあやかって、LINEギフトというやつを贈ることに。

思いの外 選択肢が多いことに戸惑いつつも、どんなプレゼントがあるか選ぶのも楽しい。

関係性と金額のバランスって永遠の命題だよね。

贈る側の見栄とかも絡んでくるのかなと考える辺り、己の器が知れるというもの。

カッコつけ精神というやつはマックのポテトを食べたくなるくらいの頻度で感じるもんだ。

いつかは払拭できる類いのものだといいが難しいだろうな。

そんなこんなで今回は様子見も様子見でからあげくんとかハーゲンダッツ辺りに落ち着きました。

食べたい時に買えばいいし、重みも感じさせないなかなかのチョイス。

あとはどの程度の数を贈るかのみ。

しばらく色々な人で試してみたいと思う。

昨年誕生日プレゼントで怒られた苦い思い出を繰り返さないように試行錯誤するゼ。

とにもかくにも、誕生日おめでとう。

良い一年を祈る。

そして生まれてきてくれてありがとう。

 

動画配信中


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ゲスト随時募集中です。

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オンライン通話によるラジオ形式でも可です。

たまたまオフになった先日、あやいちに呼び出され朝から買い出しの手伝いへ。

その日のタタキに使う材料をその日に買いに行くという何とも計画性のない行き当たりばったりマン。

しかもどしゃ降りという最悪なコンディションの中、徒歩でホームセンターに向かう男二人。

いつもならあやいちの奥さんが車を出して買い出しに行くので俺が付き合うことなんてないんだが、今回は仕事の都合上奥さんは来れないとのこと。

そしてあやいちは免許はあってもマニュアル車が怖くて乗れない奴なのだ。

そんなわけで、徒歩で買い出し電車で移動というしんどいことに。



蝶番を吟味するあやいち。

目当てのモノがいくつか売り切れていたりしたものの、大体必要なモノはゲットできたので、その足でタタキをする稽古場へ移動。

しかし稽古場所が使える時間まで約3時間の待ち時間。

「もっとゆっくりで良かったんじゃね?」

問う俺に苦笑いで返すあやいち。

マジでこいつは。。。

仕方なくファミレスに入り、打ち合わせとご飯で時間を潰すことにしたが、今後の動画やら何やらの企画会議みたいになってしまった。

一番最初に撮影した時も思ったが、企画を考えてあーでもないこーでもないと話してる時が存外楽しいのよな。

[embed]https://youtu.be/C_pV_vYxXZQ[/embed]

 

ホントはタタキの様子を動画にしようと思っていたんだが、ちょっとそれどころではない感じの雰囲気だったのでヤメにしてちょいちょいお手伝い。

とはいえ、タタキは遥か昔に諦めた男なので、あやいちをサポートしたり茶々入れたりするだけのある意味邪魔者だった。

この日は元々あやいちも覇気がなかったので時間の割には進みは遅かったが、まあそこは音響で入る自分には関係ない。

上手いことやるだろうし、やれないと困る。

さてさて、どんなセットに仕上がるのやら。

乞うご期待ってやつだな。

おまけ


初めましての方とご挨拶した際の素朴な話題。

「挨拶する時はマスクを外して顔を見せる方が礼儀としてはいいのか?」

という疑問話。

ここ一年、現場で初めまして~宜しくお願いします~バラシまで終えてお疲れ様でした~まで一回もマスク無しの顔を見ることなく終わる方が何人もいて、次にどこかで会っても確信を持って○○さんと声を掛ける自信はないような人が増えてきた。

皆さんはどうするのがベターだと思うのかな?

最後までお読み頂きありがとうございました。

****************

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どうぞ宜しくお願いします。

またもや間の空いたこのブログ。

三日坊主にも程がある。

そんなにネタが転がっているような日常を送っているわけではないけども、何も書くことがないかと聞かれればそんなこともない。

要は書く気があるかないかって話だ。

脚本を書く時もそうなのだが、最初の一文字を書き出すまでがまあ大変なのよ。

なにが大変って?

書こうという気が起きねぇ。

これに尽きる。

もはや書き手としては失格も失格。

さっさとペンを置けという罵声が飛んでくるね。

まあそこは仕事はちゃんとやっているということで大目に見て欲しいところ。

気分が出ないから書かないってのはブログやら自分の作品やらだけの話。

仕事となったらすぐ重い腰は上がるのよ。

、、、、、、、

すぐはウソだな

ちょっと早めくらいです。スミマセン。

本題へ


さて、そんな重い重い腰を上げた今回のブログ。

せっかくなので近々に関わった舞台のお話を綴ろうと思う。

相変わらず演者さんや表向きに発信するのが生業の人たちとは毛色の違う内容になるので、キラキラした感じの読み物を希望している方は読まない方がよいかと。

 

では本題へ。

今回は色々とお久しぶりな部分が多い公演でした。

主催する劇団さんに音響で入るのも久しぶり。

公演会場の萬さんに入るのも久しぶり。

必然的に出会う人も久しぶり。

感覚的にもたくさんの久しぶりを感じることとなりました。

順を追ってつらつらと書いていこう。

 

まずは稽古場。

いつもなら決まった公共の施設で稽古をされる劇団さんなんだけど、今回はコロナの影響で場所が取れず、スタジオや劇場を借りての稽古となっていた。

主宰もしている身としては稽古場費用を考えるだけで冷や汗が出ちゃうね。

それはさておき、稽古場が劇場ということで個人的にはちょっとした期待があった。

「音だしの機材使えるなら荷物が軽くすむんじゃね?」

常日頃からゴロゴロとキャリーバッグにモニタースピーカーやら何やらを積めて、徒歩で稽古場に乗り込むスタイルなので、もし劇場のスピーカーから音を出していいとなれば手荷物の大部分をカットできるのだ。

まだ夏前とはいえ、そろそろ蒸し暑くなってきたことだし、これは稽古に向かう時の疲れ具合も変わってくんぞ!と意気揚々と小屋主さんに尋ねるわたし。

「あのぅ、、、劇場のスピーカーとかって、、、使っても、、、いいものですか、、、?」

「あ。基本的に稽古利用では使えないんですよー。」

「ですよね!わかりました!」

はい。ゴロゴロ決定。

くそう!

まあ普通に考えてそうよね。

万が一に期待した己の愚かさよ。

というわけで稽古の度にモニタースピーカーを持ち込み。

いつも通りですな。

肝心の稽古はというと、特に書くこともない感じにスムーズに進みました。

主宰の方とのコンタクトも久しぶり加減を全く感じぬレスポンス。

やりやすいってのはありがたいことよね。

そしてこれまた久しぶりの劇場さんへ乗り込む小屋入り日の朝。

雨を心配しつつ早めに着くも微妙な時間に最寄り駅に到着。

荷物も多いしどうしたもんかと思っていたら照明で入る友達から連絡。

「ロイホで朝飯食べてるから来れば?」

優雅な朝を過ごしてやがるな。

誘いに乗ってロイホでモーニング、そして結果的に奢って頂きました

ごちそうさまでーす!

お腹も心も満たされながら、お久しぶりの劇場へ。

すでに搬入は始まっている。

とはいえ、自分のモノは何も預けてないのでそこはスルーでとにかく劇場スタッフさんへのご挨拶を。

ナニを隠そう、この挨拶というのが個人的一大イベント。

今一つ信じてもらえないのだが、自分はなかなかの筋金入り人見知りマン

これからお世話になる方たちへのご挨拶ともなれば、それはもうモーニングが胃から出ちゃうくらいの緊張感なのよ。

搬入の案内などでお忙しいスタッフさんの動きや表情を観察しつつ、音響セクションの話を持ちかけるタイミングを伺う怪しい男

結果、違う角度から別のスタッフさんに話しかけられ事なきを得ました。

 

そして仕込み。

今回は1日仕込みということなので、サウンドチェックまでは何としても終わらせないと翌日困るタイムテーブル。

といっても物量もないし、焦るようなところは何もないから落ち着いて劇場の特性を思い出しつつ仕込み。

巣作り(自分の音だしスペース)を終えラインチェック(音がちゃんと狙ったスピーカーから出るかチェック)まではスムージー。

途中スピーカーを吊る為にバトンを降ろす時だけドキドキしたけどね。

照明さんも道具さんも何も吊らないバトンなので音響一人占め。

裏を返せば

俺の為だけにバトンを降ろすからスペースと時間空けてね?お?

ということになる(人見知りは間違った気の遣い方をします)ので、各セクションの進捗具合や空気を読まなければならない。

タイミングを間違って舞台監督さんに

「あー、今はちょっと違うかなー」

なんて言われた日にはもう1日終わりよ

そんな内面を表に出さないように気を付けながらうまいこと乗りきった自分を誉めてあげたい。

さて、無事にラインチェックまで終えたらあとは待ちタイム。

たまに演者さんに言われる

「音響さんって暇なんですか?」

タイムである。

まあその瞬間その場でやれることの有り無しで言ったら無いから暇なこともあるけどもよ。

ご飯食べたり色々あるよ。

この辺は現場次第。

今回は制作係さんとキャッキャお話できるので、懐かしい昔話や近況なんぞを話ながら、パンフレットやら何やらの準備お手伝いをして時間を過ごすことに。

そしてここでトラブル発生

サウンドチェック要員で呼んでいた人間が急遽来れないことに。

アナログマン(デジタルマンはiPadとかでワンマン可能)としては今回の劇場(ブースが上階)だと一人手伝いが欲しいので、さあ大変。

急に人を呼ぶっていってもなぁ。。。

ダメ元で連絡してみるかぁ。。。

、、、、、、、、、、、

「○○さん、来ましたよ」

ダメじゃなかった。

遠路はるばるお手伝いに来てくれました。

年ぶりに連絡して来てくれるんだからありがたいことよね。

そんなこんなで無事に仕込み、サウンドチェックまで終了して1日目終了。

え。

まだ1日目の話?

この記事長くね?

うん。長いね。

時系列追って書くのはやめにして、ここからは主観による感想をつらつらと。

役ごとの主観的感想


 

・お医者さんA

久しぶりに芝居してるところを見た方。
何やら病気を患ってしばらく入院していたらしい。
無事に元気になったとのことで良かったです。

相変わらず軽妙な語り口とメリハリのある芝居で見ていて飽きない。

役とのバランスを考えて、ホントだったらもっとふざけたいところをちゃんと自制していたのが面白、、、流石。

万が一を考えて用意したSiriとアレクサは残念ながら出番なし。

「あなたの○○を○○しますか?」

は是非出したかったな。

 

・お医者さんB

初見の役者さん。

声質はA・Bチームで何となく似ているので、モニターで声だけ聴いてると

あれ?どっちだっけ?

とブースで一人混乱していた。

芝居はハッキリクッキリ分かりやすくという感じでお客さんに優しい感じ。

どっかで間違って「禁断の医療」と言った時は照明さんと顔を見合ったね。

やべー医者じゃん!

SNSでの広報も抜かりなく、ちゃんとした方だなーと思いました。

余計なSEすみませんでした。

 

・看護師長

お久しぶりの氷上さん。

相も変わらずオンもオフ(よくは知らない)も元気いっぱいなところは見習いたい。

日々の挨拶から雑談、そして芝居まで

あー、こういう人がいいよなー

と思う方。

芝居については、どんなことを書いても蛇足にしかならんのでノーコメント。

きっちり音きっかけも合わせてもらえてありがたい限り。

個人的にはルナ ザ・シルバースターの人。

飲みの約束もまたいずれ。



 

・ガンの男A

こちらもお久しぶりの沖さん。

録音の時に改めて思ったけど、特徴のある声。

優しい卵みたいな。

芝居は役柄も相まって温和な柔らかいイメージ。

奥さんとのシーンは良かったなぁ。

ただ、きっかけ台詞の

「ガンなんだ」

が、ブース環境も相まって聴き取りづらく、モニターマックスにして、さらに身を乗り出して口の動きをガン見してました。

おそらくあの一週間で沖さんの口を見た人No.1は自分だという自信がある。

個人的には、殴りを空振りした時に必ず見える腰に貼ったサロンパス?がいつも気になってたな。

妙にリアルで何か面白かった。

 

・ガンの男B

初見の役者さん。

録音の時には

「いい声してるなー」

と思いながらの作業でした。

声だけでなく言葉の赴きというか味わいがあり、声質と相まってとても心地よい雰囲気の台詞。

「ガンなんだ」

の台詞は、その日その時の内面がガツンと出てくるのでボタン叩く指がプルプルしていた。
きっかけ台詞だからといっていつも同じタイミングで叩くわけじゃないのサ。

芝居も緩急があって、奥さんに見せる姿の強弱とその変化が見て取れてよかったなぁ、、、なんて。

書いてて思ったけど、俺えらそうだな。

あくまで個人的主観なので大目に見てね。

 

・動じないナース

一年に一回見る女優さん。
去年は見てない。

役柄としては振り幅広く、おちゃらけから悲しみまで。

相変わらず綺麗な外見とは裏腹にまあまあ芝居は何でもやりそうな気配。

とはいえ、何をやらせても言わせても下品にはならないので、そこはこの方の力。

人との距離感や空気を読むことには長けているようなので、あとは空間把握能力がもう少しあると尚良いかな。

終盤のシーンでウソ泣き台詞の流れがあるんだけど、稽古ではウソ泣きバージョンでやっていたのが、本番ではどちらとも取れる形になっていたのが印象的。

どっちにも取れるっていうのはいざやってみると難しかったりするので、正味なとこあれは本人的にはどうやってたのか打ち上げで聞こうと思っていたが、打ち上げなんかあるわけないってね。

俺が呆けてました。

一回だけ、のっけから「退院」を「引退」と言った時には笑った。

人当たりの良さは素晴らしいの一言。

たまに目が怖い。

 

・芽が出ない絵描きA

主宰の方。

久しぶりに呼んで頂いたが、前にも増して全部を切り盛りしていた。

時勢もあり、公演ひとつ打つのもリスクや苦労アリアリの中、滞りなく全てを回していく様は圧巻の一言。

俺にはムリムリ(ヾノ・∀・`)。

芝居についてはノーコメント。

そりゃそうよ。

でもベンチに座る流れとかチャーミングな事をサラッとやってのけるのはすごいなぁといつも思う。

そして身体が動く動く。

3月に観た時にも思ったけど、いつか一緒に殺陣やってみたいな。

とにもかくにも今回はありがとうございました。

 

・芽が出ない絵描きB

初見の役者さん。

登場シーンからカラッと雰囲気を変えてお客さんを芝居の中に引き込む感じがとてもよかった。

オーバーリアクションが続いても

「そういう人なんだ」

として見せられるのはそんなに簡単なことではない。

そしてそこから真面目なシーンへいっての一時のギャップ。

シリアスに寄りきらないところが個人的には好き。

ただ、その後の暗転しきりでスマホが光ってんのよ!

消して消して!

とブースで口走ってましたとさ。

 

・強い奥さんA

劇団員の方。

てか、劇団員さんというとこの人しか浮かばない。

相変わらずの不思議な雰囲気の持ち主。

見た目はとても美人さんなのに不思議。

気遣いや心配りはピカ一なので、スタッフとしては色々とお世話になっております。

芝居はいつも思うけど正統派なのよな。

日常より芝居なかの方が普通なのよ。

顔良し声良し芝居良し。
日常不思議。
これ如何に。

何かマダム感がある。

息が抜ける時の声がとてもいい。

にしきの写真を見て泣いてしまった自分も不思議。

3月も思ったけど、また彼女の芝居は観たいなと思う。

 

・強い奥さんB

何度かご一緒してる女優(声優?)の方。

とはいえ、ご挨拶程度しか話したことはない。

役柄的に前に主張してくるようなシーンはないけれども、おばあさんとの絡みや夫との会話シーンではしっかりとした存在感。

特に終盤の夫との対話シーンは、相手役との空気感も相まって仕上がっており、音を入れつつ相当ガッツリその芝居を見ていた。

あまり舞台は出られないそうだが、また機会があればお話してみたい。

余談だが、なーんか声を聴いた記憶があるのよな。
多分ゲームだと思うんだが思い出せない。

調べればいいじゃん?とも思うが、何かそういうので調べることに抵抗があるワタクシ。

ミーハーになりきれないカッコつけマンってやつサ。

勘違いのセンもあるしね。

モヤモヤ。

 

・ヒステリックな彼氏劇団員A

何度かご一緒したことのある俳優さん。

誠実に芝居と向き合ってる方だなぁとの印象。

飛び道具とか使うタイプではなく、王道をいく感じ。

見た目と声が合っているので、使い方次第でハマる人(ファン的な)はハマるのではないかと思う。

終盤にいくとどんどんテンションが上がるので、発声とのバランスを取るのが大変。

自分はテンション任せで、声なんか出しきってもまだ絞り出してやる派なので、今回の芝居は好きな感じ。

せっかく声が良くてテンションもしっかり上がる方なので、うまく折り合いつけられると最高だなぁと。

千秋楽なんかのテンションは

「おー!イケイケ!上がってるゼ!」

とブースで音照二人で盛り上がってました。

剣殺陣もできるそうなんで、是非刀でやり合ってみたいね。

 

・ヒステリックな彼氏劇団員B

初見の俳優さん。

初めて稽古を観に行った時の通しで見て

「見た目のチャラさと芝居の真っ直ぐさの反比例よ」

と思ったのは内緒。

指先に感情が全部乗っかってくるのをコントロールしているなら地味にいい。

無意識ならセンス。

終盤の激昂シーンは、ラスト怒りを通り越して悲哀寄りになるのが、この人いい人なんだろうなーと思えて良かった(個人的感想)

稽古か何かで「Perfume最高」みたいなことを言っていたので試しに流してみたら妙なテンションアップ。

結果的にいいウォーミングアップになったのではなかろうか。

初めて流す楽曲もあって結構いい感じだったので、自分でも聴いてみようと思う。

 

・ダメ男を捕まえそうな女劇団員A

お久しぶりの女優ナレーター。

何か綺麗になっていた。

記憶にあった誕生日が間違いじゃなくて良かった。

もう付き合いも長いし特に書くことなし。

 

・ダメ男を捕まえそうな女劇団員B

一回二回?ご一緒したことのある女優さん。

背も高く見目麗しいといった感じ。

喋るとそうでもない。

取っつきやすそうという意味です。

いい意味です。

いい意味です。

芝居は真っ直ぐ小細工なさそうなイメージ。

ただ、彼氏に責められてる時のリアクションは

「普段DV喰らってませんか、、、?」

と聞きたくなる怯えっぷり。

心配になっちゃう。

また違った役柄も観てみたいね。

あとSEへの反応速め。

欲しがりマンの気配がする娘。

 

・今の時代ならアウト確定爺さん

何度かご一緒し、客としても観たことのある俳優の方。

毎度毎度流石と思うのはある意味当然なんだろう。

そりゃ年季も経験も違うもの。

例えば声だけでいうと不思議なのが、どんなボリュームで喋ってもきっちり聴こえるということ。

これはねー、体感としか言いようがないんだけど。

物理じゃねーんだよなー。

よく通る声ってことでもない。

この感覚は、10年くらい前に文学座の新橋さんという女優の方と同じ現場に入った時が最初で、その時も

「何であの喋りとトーンで最後列まで聴こえる?
何でニュアンスまでしっかり解るんだ?」

マイクなんか入れてない。

機械的な要素なんか一切ない。

ただ純粋な人間の個の力。

役者としての力。

そうとしか説明つかない感覚。

勿論音響という立場上、人一倍音は聴こうとしているのはあるけれども。

それでもね。

あるのよ。そういう力ってもんがさ。

たまーにそういうもんが観れるから役得といえば役得よな。

まあ芝居のことなんかとてもじゃないけど書けないので他事を。

アップの時に柔軟やら体幹運動やらされてるんだが、、、

歳いくつなのよ!?

というくらいのボディをしていらっしゃる。

才能やら努力やらという言葉では片付かない年輪が垣間見える。

そんなお姿でした。

 

・息子のクセが強いんじゃ

初見の役者さん。

稽古を観に行って最初の一言目を聴いて

「キタコレ」

と思ったのはまた内緒。

クセのある役者さんというのは存外多い。

それが個性となるのか、ただのクセとなるのかが分かれ目なのだが、そこを判断するのは演出家でありお客さん。

個人的には今回は全体として成立していたのでアリ寄りのアリ派。

まあ好みもあるけども。

やれと言われてできることでもないので、今回はただ純粋に観て楽しんでました。

胸ぐらの掴み方が何だかお気に入りで、照明さんを捕まえて練習してみたけどなかなかあの感じは出ない。

胸ぐらを掴む時は常にその後の展開と攻防を予測してから行くのが自分のクセなのだ。

それが確認できただけでも成果はあったね。

別の芝居も観てみたいところ。

もしかしたら全く違うモノが観れるかもしれないしね。

共通の知り合いがいるということでちょっとした驚き。

世間は狭いというありきたりな話。

 

・妄想と現実の間お婆ちゃん

何度かご一緒したことのある女優(歌手?)の方。

芝居なかで歌、、、というか鼻歌みたいなシーンがあるんだけど、急に世界が変わるのよね。

「あれ?急にチャンとした歌キタ?」

みたいな。

そこだけで「ちゃんとした歌を唄える方」なのが解るっていうね。

そういえば以前も歌唱指導でいらしていたような。

今回はお婆さん役。

思いの外、背もあるのでどう演じられるのかと見ていたが、そりゃ流石ですよ。

何となく腰を曲げて膝折って、、、みたいなことではなく、シャンとしてるんだけど力が入ってない感じ。

うまく言えないけど、とにかくちゃんとお婆ちゃん。

、、、語彙力の無さよ。

現実にもいそうだけど、実際には居なさそうな。

脚本の世界観を体現できるってすごいこと。

すごい人っていっぱいいるのよな。

まとめ


久しぶりに書いたにしては長すぎる。

ここまで読んでくれた方は本当にありがとうございます。

今回は久しぶりに入る劇団さんということでどんなもんかなと思っていたけども、とても温かく迎えて頂けて感謝しています。

照明も友達ということでキャッキャと楽しくやれたし、制作スタッフさんも懐かしい方々。

贈り物を渡しといてという無茶なお願いを聞いてくれた某ゆかりちゃんには頭が上がりません。

お礼はまた今度。

芝居全体で言うと、生死を扱っているのに穏やかな時間が流れるというそんな内容でした。

オペレート的には大変なところもなく、じっくり芝居を堪能しながら音を出す、なんてありがたい現場。

カーテンコール曲のカットアウトで拍手がピタッと止まるので、

「違うのよ!トラブルじゃないのよ!」

なんて思ったり思わなかったり。

トラブルでああいう止まり方をする可能性もないことはないので、毎回ドキドキはするよね。

音を出してる時はPCに語りかけてます。

「頼むゼ、相棒」

ホントです。

そんなこんなで無事に公演を終えられてホッとしている今現在。

体調だけは崩さないよう気を付けながら次の現場の準備です。

家に帰るまでが遠足。

2週間経つまでが公演。

大変な世の中よ。

呼んで頂いた主宰、関わってくれた演者さん、スタッフさん、劇場さん。

そして観にきて頂いたお客さま。

改めて、ありがとうございました。

大変なご時世ですが、それでも生きていくしかない。

芝居なかにもありました。

自分を想ってくれる人には感謝しなきゃダメだ。

感謝の気持ちを常に抱えて。

どうぞこれからも宜しくお願い致します。

おまけ


仕込みバラシに来ていたとある人のガチ袋。



家でも建てるんか?

 

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