ユヅキ小劇場

2022年02月

チケットを売るということを久しくやってこなかったので、どんな体でどんな風に声をかけて良いかわからない。

どうもユヅキです。

まさに小劇場演劇を始めたばかりのヒヨコのような状態ですよ。

そもそも自分の作品以外に出るなんてことが珍しいんだから、そりゃ困るぜ。

ただ色々と今まで不思議だったことがちょっとだけ解ってきたりしている。

例えば本番が近くならないと予約が入らない人。

普通に早め早めに予約入れてもらった方がいいじゃん?なんて考えていたが、ちょいと待てよ?

稽古も始まって間もない、どんな芝居になるかも見えていない、自分もどんな感じになるかわからないetc、、、

これでチケット売るのか。。。

そりゃ尻込みもするわな。

もちろん団体さんの固定ファンが多くて作品のクオリティ云々も何となくわかるならいきなり宣伝バンバン打てもするけども。

如何せん私が久しぶり過ぎて何とも言えぬ部分が多い。

そして小劇場演劇あるある

「芝居の告知の時だけ連絡してくるやーつ」

問題。

、、、、、、、、


下手な告知したら俺もそういう感じになるんじゃね?

いや、なるね!

いや、困るね!

個人の役者さんって大変だな!

とはいえ、こんな機会今後もあるかわからないので、できうる限り色々な人に連絡してみる所存。

とはいえ、芝居関係やってない知り合いなんて数える程しかいないのよなぁ。

芝居なんか普段関わらない人に観て欲しいってのもあるし、難しいところよね。

久しぶりに俺がしっちゃかめっちゃかしてるとこを見たい人もいるらしいので、とにもかくにも声はかけます。

もはや動画の企画にしてしまおうかと思う。

そんなこんなで、無事に本番の幕が上がることを祈りつつ稽古していきます。

タイトルは何とも宣伝できなくて口をついて出た誘い文句。

一人これで買ってくれました。

怖い。

ではではまた。


https://youtu.be/oLobVvOJwJw

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稽古場へ向かう途中の電車。

どうもユヅキです。

ご時世の流れもあり、昔のようにゴリゴリに数打つ稽古はできないので、やれる時にやれることを優先順位ちゃんと決めてやらないとダメ。

そんな稽古。

絡む人の稽古NGなどもあり、なかなか細かいことを詰めていける状態でもなさそう。

久しぶりに一演者として参加すると色々と思い出したり思い知ったりすることがものすごくたくさん出てくるもので。

命と魂削ってなんぼじゃい!

みたいな作品と芝居しかやってこなかったツケが廻ってきている。

ツケも何も、演者として一肌上げようという心積もりもなかったわけだから、ただの当たり前の話なんだけども。

なーんかフワフワしているのよ。

Paddockの時は自分がやりたい世界生きたい世界が明確にあって、それを体現するためにただひたすら全力でやるだけってスタイルだからある意味考えることがまとまっていた。

今は自分の役割、立ち位置、周りとのバランス、やりたいこと、求められていること、世の中の情勢などなど、、、

芝居作り以外に考えることが多々ありすぎる。

そういう諸々含めて芝居なんだ演劇なんだ!

てのも解るっちゃあ解るんだけど。


詰めたいところを詰めようにも相手がいなかったり

自分と絡む以外にもやることたくさんあるから気軽に相手に頼めなかったり

他にも自分がどうにかするだけでは如何んともし難いことがすげえ多い。

芝居は一人では出来ないってのは真実そうなのだ。

一人芝居だって一人では出来ない。

そんな当たり前に良く聞く話を今まさに実感中。

ダガシカシ。

本番というものは必ずやってくるもの。

中止にならなきゃね。

気づけば初日まで残り1ヶ月。

動きは入ってる。

段取りもまあ入ってる。

今すぐ本番をやれと言われても何とかかんとか最後までいけるだろう。

ただやるだけならば。

ここからどうやってブラッシュアップさせていくか。

全然見えてこないのよ。

あ。

自分の話ね。

他の演者さんのことをどうこう考えるほどに自分は何もできちゃいないので。

ただ、

何となく無事にやれたねー

何となくよかったねー

おつかれさまー

みたいになるのはイヤなのよなぁ。

別にそんな舞台いっぱいあるんだけど。

先日、総合格闘技団体「RIZIN」バンダム級決勝を終えた時に扇久保選手が相手の朝倉海選手に投げ掛けた言葉。

「俺たち、やれるだけのことやってきたよね?」

※細かい言葉は違うかも

芝居には正解がないし、明確な完成形も定義されない。

後悔もある、悔しさもある、もっともっとやれたと思うことだってある。

それでもPaddockの時は

やれるだけのことはやったぞ!

という想いになるくらいには通し稽古で出しきろうとしたし、本番でも倒れそうになるくらいには出しきってやっていた気がする。

実際に倒れてはいないので気がするにしておく。

おれは多分「出しきりたいんだ」と思う。

具体的な思いや技術的な話ではなく、ただ出しきりたい。

目一杯全力でテンション上げて芝居がしたい。

そんなん芝居じゃないよと言われたあの芝居。

結局あれがやりたいことなんだろうな。

じゃあ、やればいいじゃん?

そう簡単にはいかないからオトナは大変だなってお話さ。

やりたいことをホントにやりたいなら

「全部自分で創る」

しかないってこったな。



ならそれが出来ない今回は?

そこを今は絶賛思考中なのだ。

よーし。

とりあえず稽古行ってきます。

応援してね。

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