またもや間の空いたこのブログ。

三日坊主にも程がある。

そんなにネタが転がっているような日常を送っているわけではないけども、何も書くことがないかと聞かれればそんなこともない。

要は書く気があるかないかって話だ。

脚本を書く時もそうなのだが、最初の一文字を書き出すまでがまあ大変なのよ。

なにが大変って?

書こうという気が起きねぇ。

これに尽きる。

もはや書き手としては失格も失格。

さっさとペンを置けという罵声が飛んでくるね。

まあそこは仕事はちゃんとやっているということで大目に見て欲しいところ。

気分が出ないから書かないってのはブログやら自分の作品やらだけの話。

仕事となったらすぐ重い腰は上がるのよ。

、、、、、、、

すぐはウソだな

ちょっと早めくらいです。スミマセン。

本題へ


さて、そんな重い重い腰を上げた今回のブログ。

せっかくなので近々に関わった舞台のお話を綴ろうと思う。

相変わらず演者さんや表向きに発信するのが生業の人たちとは毛色の違う内容になるので、キラキラした感じの読み物を希望している方は読まない方がよいかと。

 

では本題へ。

今回は色々とお久しぶりな部分が多い公演でした。

主催する劇団さんに音響で入るのも久しぶり。

公演会場の萬さんに入るのも久しぶり。

必然的に出会う人も久しぶり。

感覚的にもたくさんの久しぶりを感じることとなりました。

順を追ってつらつらと書いていこう。

 

まずは稽古場。

いつもなら決まった公共の施設で稽古をされる劇団さんなんだけど、今回はコロナの影響で場所が取れず、スタジオや劇場を借りての稽古となっていた。

主宰もしている身としては稽古場費用を考えるだけで冷や汗が出ちゃうね。

それはさておき、稽古場が劇場ということで個人的にはちょっとした期待があった。

「音だしの機材使えるなら荷物が軽くすむんじゃね?」

常日頃からゴロゴロとキャリーバッグにモニタースピーカーやら何やらを積めて、徒歩で稽古場に乗り込むスタイルなので、もし劇場のスピーカーから音を出していいとなれば手荷物の大部分をカットできるのだ。

まだ夏前とはいえ、そろそろ蒸し暑くなってきたことだし、これは稽古に向かう時の疲れ具合も変わってくんぞ!と意気揚々と小屋主さんに尋ねるわたし。

「あのぅ、、、劇場のスピーカーとかって、、、使っても、、、いいものですか、、、?」

「あ。基本的に稽古利用では使えないんですよー。」

「ですよね!わかりました!」

はい。ゴロゴロ決定。

くそう!

まあ普通に考えてそうよね。

万が一に期待した己の愚かさよ。

というわけで稽古の度にモニタースピーカーを持ち込み。

いつも通りですな。

肝心の稽古はというと、特に書くこともない感じにスムーズに進みました。

主宰の方とのコンタクトも久しぶり加減を全く感じぬレスポンス。

やりやすいってのはありがたいことよね。

そしてこれまた久しぶりの劇場さんへ乗り込む小屋入り日の朝。

雨を心配しつつ早めに着くも微妙な時間に最寄り駅に到着。

荷物も多いしどうしたもんかと思っていたら照明で入る友達から連絡。

「ロイホで朝飯食べてるから来れば?」

優雅な朝を過ごしてやがるな。

誘いに乗ってロイホでモーニング、そして結果的に奢って頂きました

ごちそうさまでーす!

お腹も心も満たされながら、お久しぶりの劇場へ。

すでに搬入は始まっている。

とはいえ、自分のモノは何も預けてないのでそこはスルーでとにかく劇場スタッフさんへのご挨拶を。

ナニを隠そう、この挨拶というのが個人的一大イベント。

今一つ信じてもらえないのだが、自分はなかなかの筋金入り人見知りマン

これからお世話になる方たちへのご挨拶ともなれば、それはもうモーニングが胃から出ちゃうくらいの緊張感なのよ。

搬入の案内などでお忙しいスタッフさんの動きや表情を観察しつつ、音響セクションの話を持ちかけるタイミングを伺う怪しい男

結果、違う角度から別のスタッフさんに話しかけられ事なきを得ました。

 

そして仕込み。

今回は1日仕込みということなので、サウンドチェックまでは何としても終わらせないと翌日困るタイムテーブル。

といっても物量もないし、焦るようなところは何もないから落ち着いて劇場の特性を思い出しつつ仕込み。

巣作り(自分の音だしスペース)を終えラインチェック(音がちゃんと狙ったスピーカーから出るかチェック)まではスムージー。

途中スピーカーを吊る為にバトンを降ろす時だけドキドキしたけどね。

照明さんも道具さんも何も吊らないバトンなので音響一人占め。

裏を返せば

俺の為だけにバトンを降ろすからスペースと時間空けてね?お?

ということになる(人見知りは間違った気の遣い方をします)ので、各セクションの進捗具合や空気を読まなければならない。

タイミングを間違って舞台監督さんに

「あー、今はちょっと違うかなー」

なんて言われた日にはもう1日終わりよ

そんな内面を表に出さないように気を付けながらうまいこと乗りきった自分を誉めてあげたい。

さて、無事にラインチェックまで終えたらあとは待ちタイム。

たまに演者さんに言われる

「音響さんって暇なんですか?」

タイムである。

まあその瞬間その場でやれることの有り無しで言ったら無いから暇なこともあるけどもよ。

ご飯食べたり色々あるよ。

この辺は現場次第。

今回は制作係さんとキャッキャお話できるので、懐かしい昔話や近況なんぞを話ながら、パンフレットやら何やらの準備お手伝いをして時間を過ごすことに。

そしてここでトラブル発生

サウンドチェック要員で呼んでいた人間が急遽来れないことに。

アナログマン(デジタルマンはiPadとかでワンマン可能)としては今回の劇場(ブースが上階)だと一人手伝いが欲しいので、さあ大変。

急に人を呼ぶっていってもなぁ。。。

ダメ元で連絡してみるかぁ。。。

、、、、、、、、、、、

「○○さん、来ましたよ」

ダメじゃなかった。

遠路はるばるお手伝いに来てくれました。

年ぶりに連絡して来てくれるんだからありがたいことよね。

そんなこんなで無事に仕込み、サウンドチェックまで終了して1日目終了。

え。

まだ1日目の話?

この記事長くね?

うん。長いね。

時系列追って書くのはやめにして、ここからは主観による感想をつらつらと。

役ごとの主観的感想


 

・お医者さんA

久しぶりに芝居してるところを見た方。
何やら病気を患ってしばらく入院していたらしい。
無事に元気になったとのことで良かったです。

相変わらず軽妙な語り口とメリハリのある芝居で見ていて飽きない。

役とのバランスを考えて、ホントだったらもっとふざけたいところをちゃんと自制していたのが面白、、、流石。

万が一を考えて用意したSiriとアレクサは残念ながら出番なし。

「あなたの○○を○○しますか?」

は是非出したかったな。

 

・お医者さんB

初見の役者さん。

声質はA・Bチームで何となく似ているので、モニターで声だけ聴いてると

あれ?どっちだっけ?

とブースで一人混乱していた。

芝居はハッキリクッキリ分かりやすくという感じでお客さんに優しい感じ。

どっかで間違って「禁断の医療」と言った時は照明さんと顔を見合ったね。

やべー医者じゃん!

SNSでの広報も抜かりなく、ちゃんとした方だなーと思いました。

余計なSEすみませんでした。

 

・看護師長

お久しぶりの氷上さん。

相も変わらずオンもオフ(よくは知らない)も元気いっぱいなところは見習いたい。

日々の挨拶から雑談、そして芝居まで

あー、こういう人がいいよなー

と思う方。

芝居については、どんなことを書いても蛇足にしかならんのでノーコメント。

きっちり音きっかけも合わせてもらえてありがたい限り。

個人的にはルナ ザ・シルバースターの人。

飲みの約束もまたいずれ。



 

・ガンの男A

こちらもお久しぶりの沖さん。

録音の時に改めて思ったけど、特徴のある声。

優しい卵みたいな。

芝居は役柄も相まって温和な柔らかいイメージ。

奥さんとのシーンは良かったなぁ。

ただ、きっかけ台詞の

「ガンなんだ」

が、ブース環境も相まって聴き取りづらく、モニターマックスにして、さらに身を乗り出して口の動きをガン見してました。

おそらくあの一週間で沖さんの口を見た人No.1は自分だという自信がある。

個人的には、殴りを空振りした時に必ず見える腰に貼ったサロンパス?がいつも気になってたな。

妙にリアルで何か面白かった。

 

・ガンの男B

初見の役者さん。

録音の時には

「いい声してるなー」

と思いながらの作業でした。

声だけでなく言葉の赴きというか味わいがあり、声質と相まってとても心地よい雰囲気の台詞。

「ガンなんだ」

の台詞は、その日その時の内面がガツンと出てくるのでボタン叩く指がプルプルしていた。
きっかけ台詞だからといっていつも同じタイミングで叩くわけじゃないのサ。

芝居も緩急があって、奥さんに見せる姿の強弱とその変化が見て取れてよかったなぁ、、、なんて。

書いてて思ったけど、俺えらそうだな。

あくまで個人的主観なので大目に見てね。

 

・動じないナース

一年に一回見る女優さん。
去年は見てない。

役柄としては振り幅広く、おちゃらけから悲しみまで。

相変わらず綺麗な外見とは裏腹にまあまあ芝居は何でもやりそうな気配。

とはいえ、何をやらせても言わせても下品にはならないので、そこはこの方の力。

人との距離感や空気を読むことには長けているようなので、あとは空間把握能力がもう少しあると尚良いかな。

終盤のシーンでウソ泣き台詞の流れがあるんだけど、稽古ではウソ泣きバージョンでやっていたのが、本番ではどちらとも取れる形になっていたのが印象的。

どっちにも取れるっていうのはいざやってみると難しかったりするので、正味なとこあれは本人的にはどうやってたのか打ち上げで聞こうと思っていたが、打ち上げなんかあるわけないってね。

俺が呆けてました。

一回だけ、のっけから「退院」を「引退」と言った時には笑った。

人当たりの良さは素晴らしいの一言。

たまに目が怖い。

 

・芽が出ない絵描きA

主宰の方。

久しぶりに呼んで頂いたが、前にも増して全部を切り盛りしていた。

時勢もあり、公演ひとつ打つのもリスクや苦労アリアリの中、滞りなく全てを回していく様は圧巻の一言。

俺にはムリムリ(ヾノ・∀・`)。

芝居についてはノーコメント。

そりゃそうよ。

でもベンチに座る流れとかチャーミングな事をサラッとやってのけるのはすごいなぁといつも思う。

そして身体が動く動く。

3月に観た時にも思ったけど、いつか一緒に殺陣やってみたいな。

とにもかくにも今回はありがとうございました。

 

・芽が出ない絵描きB

初見の役者さん。

登場シーンからカラッと雰囲気を変えてお客さんを芝居の中に引き込む感じがとてもよかった。

オーバーリアクションが続いても

「そういう人なんだ」

として見せられるのはそんなに簡単なことではない。

そしてそこから真面目なシーンへいっての一時のギャップ。

シリアスに寄りきらないところが個人的には好き。

ただ、その後の暗転しきりでスマホが光ってんのよ!

消して消して!

とブースで口走ってましたとさ。

 

・強い奥さんA

劇団員の方。

てか、劇団員さんというとこの人しか浮かばない。

相変わらずの不思議な雰囲気の持ち主。

見た目はとても美人さんなのに不思議。

気遣いや心配りはピカ一なので、スタッフとしては色々とお世話になっております。

芝居はいつも思うけど正統派なのよな。

日常より芝居なかの方が普通なのよ。

顔良し声良し芝居良し。
日常不思議。
これ如何に。

何かマダム感がある。

息が抜ける時の声がとてもいい。

にしきの写真を見て泣いてしまった自分も不思議。

3月も思ったけど、また彼女の芝居は観たいなと思う。

 

・強い奥さんB

何度かご一緒してる女優(声優?)の方。

とはいえ、ご挨拶程度しか話したことはない。

役柄的に前に主張してくるようなシーンはないけれども、おばあさんとの絡みや夫との会話シーンではしっかりとした存在感。

特に終盤の夫との対話シーンは、相手役との空気感も相まって仕上がっており、音を入れつつ相当ガッツリその芝居を見ていた。

あまり舞台は出られないそうだが、また機会があればお話してみたい。

余談だが、なーんか声を聴いた記憶があるのよな。
多分ゲームだと思うんだが思い出せない。

調べればいいじゃん?とも思うが、何かそういうので調べることに抵抗があるワタクシ。

ミーハーになりきれないカッコつけマンってやつサ。

勘違いのセンもあるしね。

モヤモヤ。

 

・ヒステリックな彼氏劇団員A

何度かご一緒したことのある俳優さん。

誠実に芝居と向き合ってる方だなぁとの印象。

飛び道具とか使うタイプではなく、王道をいく感じ。

見た目と声が合っているので、使い方次第でハマる人(ファン的な)はハマるのではないかと思う。

終盤にいくとどんどんテンションが上がるので、発声とのバランスを取るのが大変。

自分はテンション任せで、声なんか出しきってもまだ絞り出してやる派なので、今回の芝居は好きな感じ。

せっかく声が良くてテンションもしっかり上がる方なので、うまく折り合いつけられると最高だなぁと。

千秋楽なんかのテンションは

「おー!イケイケ!上がってるゼ!」

とブースで音照二人で盛り上がってました。

剣殺陣もできるそうなんで、是非刀でやり合ってみたいね。

 

・ヒステリックな彼氏劇団員B

初見の俳優さん。

初めて稽古を観に行った時の通しで見て

「見た目のチャラさと芝居の真っ直ぐさの反比例よ」

と思ったのは内緒。

指先に感情が全部乗っかってくるのをコントロールしているなら地味にいい。

無意識ならセンス。

終盤の激昂シーンは、ラスト怒りを通り越して悲哀寄りになるのが、この人いい人なんだろうなーと思えて良かった(個人的感想)

稽古か何かで「Perfume最高」みたいなことを言っていたので試しに流してみたら妙なテンションアップ。

結果的にいいウォーミングアップになったのではなかろうか。

初めて流す楽曲もあって結構いい感じだったので、自分でも聴いてみようと思う。

 

・ダメ男を捕まえそうな女劇団員A

お久しぶりの女優ナレーター。

何か綺麗になっていた。

記憶にあった誕生日が間違いじゃなくて良かった。

もう付き合いも長いし特に書くことなし。

 

・ダメ男を捕まえそうな女劇団員B

一回二回?ご一緒したことのある女優さん。

背も高く見目麗しいといった感じ。

喋るとそうでもない。

取っつきやすそうという意味です。

いい意味です。

いい意味です。

芝居は真っ直ぐ小細工なさそうなイメージ。

ただ、彼氏に責められてる時のリアクションは

「普段DV喰らってませんか、、、?」

と聞きたくなる怯えっぷり。

心配になっちゃう。

また違った役柄も観てみたいね。

あとSEへの反応速め。

欲しがりマンの気配がする娘。

 

・今の時代ならアウト確定爺さん

何度かご一緒し、客としても観たことのある俳優の方。

毎度毎度流石と思うのはある意味当然なんだろう。

そりゃ年季も経験も違うもの。

例えば声だけでいうと不思議なのが、どんなボリュームで喋ってもきっちり聴こえるということ。

これはねー、体感としか言いようがないんだけど。

物理じゃねーんだよなー。

よく通る声ってことでもない。

この感覚は、10年くらい前に文学座の新橋さんという女優の方と同じ現場に入った時が最初で、その時も

「何であの喋りとトーンで最後列まで聴こえる?
何でニュアンスまでしっかり解るんだ?」

マイクなんか入れてない。

機械的な要素なんか一切ない。

ただ純粋な人間の個の力。

役者としての力。

そうとしか説明つかない感覚。

勿論音響という立場上、人一倍音は聴こうとしているのはあるけれども。

それでもね。

あるのよ。そういう力ってもんがさ。

たまーにそういうもんが観れるから役得といえば役得よな。

まあ芝居のことなんかとてもじゃないけど書けないので他事を。

アップの時に柔軟やら体幹運動やらされてるんだが、、、

歳いくつなのよ!?

というくらいのボディをしていらっしゃる。

才能やら努力やらという言葉では片付かない年輪が垣間見える。

そんなお姿でした。

 

・息子のクセが強いんじゃ

初見の役者さん。

稽古を観に行って最初の一言目を聴いて

「キタコレ」

と思ったのはまた内緒。

クセのある役者さんというのは存外多い。

それが個性となるのか、ただのクセとなるのかが分かれ目なのだが、そこを判断するのは演出家でありお客さん。

個人的には今回は全体として成立していたのでアリ寄りのアリ派。

まあ好みもあるけども。

やれと言われてできることでもないので、今回はただ純粋に観て楽しんでました。

胸ぐらの掴み方が何だかお気に入りで、照明さんを捕まえて練習してみたけどなかなかあの感じは出ない。

胸ぐらを掴む時は常にその後の展開と攻防を予測してから行くのが自分のクセなのだ。

それが確認できただけでも成果はあったね。

別の芝居も観てみたいところ。

もしかしたら全く違うモノが観れるかもしれないしね。

共通の知り合いがいるということでちょっとした驚き。

世間は狭いというありきたりな話。

 

・妄想と現実の間お婆ちゃん

何度かご一緒したことのある女優(歌手?)の方。

芝居なかで歌、、、というか鼻歌みたいなシーンがあるんだけど、急に世界が変わるのよね。

「あれ?急にチャンとした歌キタ?」

みたいな。

そこだけで「ちゃんとした歌を唄える方」なのが解るっていうね。

そういえば以前も歌唱指導でいらしていたような。

今回はお婆さん役。

思いの外、背もあるのでどう演じられるのかと見ていたが、そりゃ流石ですよ。

何となく腰を曲げて膝折って、、、みたいなことではなく、シャンとしてるんだけど力が入ってない感じ。

うまく言えないけど、とにかくちゃんとお婆ちゃん。

、、、語彙力の無さよ。

現実にもいそうだけど、実際には居なさそうな。

脚本の世界観を体現できるってすごいこと。

すごい人っていっぱいいるのよな。

まとめ


久しぶりに書いたにしては長すぎる。

ここまで読んでくれた方は本当にありがとうございます。

今回は久しぶりに入る劇団さんということでどんなもんかなと思っていたけども、とても温かく迎えて頂けて感謝しています。

照明も友達ということでキャッキャと楽しくやれたし、制作スタッフさんも懐かしい方々。

贈り物を渡しといてという無茶なお願いを聞いてくれた某ゆかりちゃんには頭が上がりません。

お礼はまた今度。

芝居全体で言うと、生死を扱っているのに穏やかな時間が流れるというそんな内容でした。

オペレート的には大変なところもなく、じっくり芝居を堪能しながら音を出す、なんてありがたい現場。

カーテンコール曲のカットアウトで拍手がピタッと止まるので、

「違うのよ!トラブルじゃないのよ!」

なんて思ったり思わなかったり。

トラブルでああいう止まり方をする可能性もないことはないので、毎回ドキドキはするよね。

音を出してる時はPCに語りかけてます。

「頼むゼ、相棒」

ホントです。

そんなこんなで無事に公演を終えられてホッとしている今現在。

体調だけは崩さないよう気を付けながら次の現場の準備です。

家に帰るまでが遠足。

2週間経つまでが公演。

大変な世の中よ。

呼んで頂いた主宰、関わってくれた演者さん、スタッフさん、劇場さん。

そして観にきて頂いたお客さま。

改めて、ありがとうございました。

大変なご時世ですが、それでも生きていくしかない。

芝居なかにもありました。

自分を想ってくれる人には感謝しなきゃダメだ。

感謝の気持ちを常に抱えて。

どうぞこれからも宜しくお願い致します。

おまけ


仕込みバラシに来ていたとある人のガチ袋。



家でも建てるんか?

 

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