舞台音響に関わらず、舞台照明さんにもあるのが、

「プランやチーフとオペレーターが別」

というパターン。

プランはその名の通り全体をプランニングする人。

チーフは現場で主に軸となってセクションを回す人。

オペレーターは実際の機器のコントロールを担う人。

ザックリいうとこんな感じ。

小劇場サイズだとチーフとオペレーター二人でやることは殆どないんじゃないかな。

プランとオペレーター二人体制はよくあるけども。

その場合は大抵サウンドチェックや場当たり、ゲネくらいまではプランが実際のオペレートを見聴きしながら調整を二人でやったりする。

完全にプランだけ立ててあとはオペレーターにお任せ!って時もたまーにあるけど、これは割りとオペレーターは困るかな。

まあ任せてくれるという時点で自分なりにやっていい(もちろんプランの意図や意向を実現させるために)わけだから変に考えなくてもいいのだろうけどね。

自分はプランだけやることはあまりないが、例えば予算の問題や勉強の意味で自分以外の人がオペレートすることがないこともない。

そんな時の心境をまあ一言でいうと

「不安」

これに尽きる。

別にオペレーターができるできないとかそういうネガティブな不安ではない。

それはもうやるとなったらみんなちゃんとやってくれるからね。

じゃあ何が不安というと

「自分が何とかできないことがあり得る」

という一点。

本番に毎回ついているわけでもないし、すぐに連絡が取れるとも限らないわけで。

そんな時に何かトラブルがー!なんて考えるとそりゃ不安よ。

任せるしかないのは解ってる。

でもでも。

元々何事も自分でやった方が良い!というタイプなのでなかなか人に任せることに慣れががていないというか。

そんなこともあって、自分がオペレーターの時はプランナーさんの気持ちを変に想像してしまうというワルいクセが発動するのだ。

「実は納得いってないんじゃないか」

「実は怒ってるんじゃないか」

「妥協してんじゃないか」

等々ネガティブ思考のオンパレード。

自身がプランナーの時はそんなこと思わないんだから、その思考がおかしいなんてのは解るんだけどなぁ。

あれ?

結局プランナーでもオペレーターでも不安なんだな。

自分への自信がないんだろうなぁ。

とはいえ仕事はちゃんと。

いってきますー。

ではではまた。